神戸大学大学院工学研究科建築学専攻
神戸大学工学部建築学科
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Introduction専攻・学科紹介

国際交流

 建築学教室では、各教員個人あるいは研究グループにおいて、世界各国の諸大学と、それぞれの専門分野における研究交流が日常的に行われております。教室全体としては、これまでに天津大学(中国)、ワシントン大学(米国)と密接な交流を展開してきました。近年では、フィンランドのタンペレ工科大学に留学する建築の学生が増えています。毎年数名の学生が海外留学をしています。大学間の協定が締結されているため、留学先での取得単位互換制度の適用が可能です。

 天津大学とは、合同で建築設計展を神戸・天津で開催し、また教員の相互派遣などの実績を有しております。

 ワシントン大学とは、多年にわたり神戸大学・ワシントン大学間の学術交流協定(学部間協定および大学間協定)に基づいて学術研究交流・学生交流を実施しており、交換留学生の相互派遣など活発な交流を続けています。これまでに、建築学教室から大学院生22名がワシントン大学へ派遣され、いずれも留学中の勉学・研究の成果を、帰国後の修士あるいは博士学位取得に生かし、卒業後はいずれも各方面で活躍しており、なかには現在、当教室あるいは他大学の教員として活躍している者もあり、教育・研究面での人材育成にも著しい成果を挙げています。逆にワシントン大学からは現在までに毎年1名のペースで26名を建築学教室で受け入れています。いずれも研究留学生として当教室の研究室のいずれかに所属し、修士研究のワークに従事しています。研究内容としては、建築計画・都市計画に関する分野が中心ですが、神戸大学建築学教室の研究活動の独自性が生かされたユニークな研究が行われてきており、中には本学で博士課程へ進学し、学位を取得したものもあり、充実した実績を残しています。 ワシントン大学とは研究交流も活発で、相互に共同研究等のため訪問するなど、多数の教官がこれまでに研究交流の実績を有しております。21世紀COEプログラムのプロジェクトとして、ワシントン大学の所在する米国・シアトル市に研究拠点「ボスワース記念・神戸大学都市空間デザインセンター」が設置されています。

 2013年度留学の学生から大学間協定に基づいた留学に変更になり、建築学教室から必ずしも毎年1名が留学する仕組みではなくなりました。しかし、これまでの長年にわたる交換留学および研究交流を継続しながら、継続して活発な交流を実施していく予定です。